Devil May Cry。
ここ最近は時間があればずっとゲームをしている。
今夢中になっているゲームはPS4版「Devil May Cry」。元々はPS2や3で発売されていたソフトらしいのだが、HDコレクションという形でPS4で1、2、3のSEが1本のソフトになり楽しめるようになったのだ。
このゲーム、知ったきっかけはPS5のソフトラインナップPVの時で、デビルメイクライ5の映像を見たんですよね。その時から「おもしろそうだなぁ」と目をつけていて、調べていくうちにPS4で遊べることが分かり、即買いした。
結果。めちゃめちゃ楽しい。
このゲームのコンセプトは、「スタイリッシュ」。
主人公は悪魔の父と人間の母の間に生まれた半魔半人の男、ダンテ。ストーリーのネタバレに近くなるので詳しくは書かないが、このダンテさんがデビルハンターとして悪魔をバッタバッタと倒していく、というのが大まかな軸。ようは悪魔を倒して進めていくのだが、ただ倒すだけではない。
そう、このゲームは敵をいかに「スタイリッシュ」に倒すかが肝心なのである。
もちろんゴリ押し脳筋プレイでも支障はない。というか私は下手なので結局近距離攻撃ボタン連打ゲーになってしまうことも多いのだが。ゲームは全体を通していくつかのミッションに分けられていて、ミッションごとにリザルト画面が表示される。その際、どのぐらい時間がかかったか、オーブ(お金のようなもの)をどのくらい集められたか、どのくらい敵からダメージを受けたかなどがアルファベットで表示される。現在5まで出ているシリーズごとにそれぞれ違うけど、最低ランクがD、最高ランクがSSSまである。らしい。そしてさらに、この画面ではもう1つ評価される点がある。それはスタイリッシュポイント。ゲーム中いかにスタイリッシュに戦えていたかがランク付けされ、トータルとしてデビルハンターランクが判定されるのだ。ちなみに私は未だにBランクが最高です。まじカス。
このスタイリッシュポイント、どうやって稼ぐのか。それは戦闘中、様々な技を繰り出すことによるものが大きい。さっきも言ったように、同じボタン連打でも倒せるは倒せる。が、ポイントは上がらなくなる。敵からの攻撃をギリで躱すのも確かポイントに入るので、華麗に避けつつ、憶えた様々な技をコンボという形で繰り出していくことによって、ポイントが上がるのである。言うのは簡単だけど、めちゃめちゃ難しい。敵めっちゃ多いから慌てるし、3になると雑魚でも剣で斬ると分裂して数が増えるのもいる。やめてほしい。
さて、ここまで長々とアクションについて書いてきたけど、このゲーム、アクションだけでなくシナリオもとてもよい。私は大好きだ。キャラたちのことを考えて暇が潰せるくらいには考察が捗る。さらに武器がかっこいい。いわゆるかなり中二感が否めない武器の数々だが、大人になってからやるとさらに刺さるようになる。やりすぎでダサいのかもしれない。でもそれがスタイリッシュでかっこいいのである。
キャラたちのセリフも、言い回しがかっこいい。主人公であるダンテはどんな時も余裕を崩さない。めちゃんこデカい蜘蛛の化け物に凄まれても、地獄の番人ケルベロスに真っ向から攻撃されても、「筋肉だけじゃなく中身もちゃんと詰まってんのか?」「お喋りなワンちゃんだな。散歩の時間か?ほら!来いよワンちゃん!」と煽る。プレイヤーとしては初見だと「どうやって倒すんだよこれ!!」となるような敵ばかり出てくるが、ゲーム内でダンテが余裕たっぷりに煽ってるので、「そうだなダンテ!ボッコボコにしてやろうぜ!!」となれる。それが実際にプレイに反映されるかは知らん。
こんな感じでデビルメイクライ全体について書いてみたが、ちょっと次からはDevil May Cry1から順に感想等を書いてみようかな。
たぶんこんな感じの文が続くので、読む覚悟がある方だけどうぞ。